明けましておめでとうございます

というには遅すぎる日付になってしましました。今年も平和に過ごせますように。

年末はFF15を延々と遊んでいて、つい先日ようやくクリアしました。細かい感想は別記事で書きたいなと思ってるのですが。(『人喰いの大鷲トリコ』の感想も書きたい)簡潔に言うと、もうちょっとストーリー頑張って欲しかったなぁと。主人公であるノクトたち4人以外の大事なキャラクターの行動や背景を端折り過ぎたという印象。「あれ?その人物どうしてそうなった?」みたいなのが続くんですよね。(特に後半)アップデートで後半部分の演出強化が予定されてるみたいですが、どの程度改善するのやら。


寄り道しすぎてLv上がりすぎだし時間かけ過ぎ

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『ポッピンQ』を観てきたので感想(ネタバレあり)

東映アニメーションの60周年記念作品『ポッピンQ』を公開初日、横浜での舞台挨拶付き上映回で観てきました。

元々2017年1月公開予定だったものが1ヶ月前倒しになり、上映予定劇場数も増やしてお正月映画として推される形になった作品ですが、今年は『君の名は。』や『聲の形』『この世界の片隅に』などアニメ映画のヒットが続いていたので「年を跨がず流れの勢いがあるうちに」みたいな思惑もあったんだろうと思います。

(以下ネタバレ全開なので注意)

 

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『この世界の片隅に』

難しいなぁと、しばらくもやもやしていました。
映画『この世界の片隅に』を観た感想です。何が難しいかというと、思うこと、感じたことは凄く多いのに、整理してそれを文字に起こすことが、です。

「戦争映画」ではなく「戦争中の日常映画」。メッセージ性が強い内容ではなく、戦時中を生きるすずさんの姿を淡々と描く。戦争で当たり前のように人は死に、残された人は生きるしかない。今の平和な時代を知っている自分たちから見ると、「戦争の悲惨さ」をどうしても感じてしまいますが、当時はそれが紛れもない現実であり毎日繰り返される日常で。泣いて涙を流したところで戦争が終わるわけでもないしお腹は空く。「悲しい」とか「やるせない」というのもなんだかおこがましいというか、ただ頑張って生きているだけのすずさんに言うのは正しくない気がする。

すずさんという一人の人間が凄く素敵な女性で、たまたま生きている時代に戦争があったからああいう話でしたが、もしすずさんが戦時中じゃない時代に生きていたらのんびり好きな絵を描いたり温かな物語を沢山見ることが出来たんだろうなぁと、そんなことを考えたりします。

戦時中が舞台の映画というとどうしても気構えたり他の人に気軽には勧めにくかったりしますが、戦争について難しく考えるのはとりあえず置いといて、すずさんの日常をちょっと覗き見る軽い気持ちで鑑賞してもいいのかもしれない。きっと観た人はすずさんが愛おしくなってしまうと思う。