劇場版『ソードアート・オンライン(SAO)』感想(ちょいネタバレあり)

劇場版『ソードアート・オンラインオーディナル・スケール-』を観てきました。
面白かったー!

面白かったと言っておきながらなんですが、自分はそこまで劇場版SAOに期待していたわけではありませんでした。というのも、TVシリーズ1期は楽しく観ていたのですが、2期の「Ⅱ」はのめり込むほど楽しめなかったんですよね。原作を読んでいないので熱心なSAOファンというわけでもありません。(すみません)

でも観た方は御存知の通り、劇場版はSAO最初の物語であるアインクラッド編を基礎にして作られたお話でした。アインクラッド編より後はヒロイン的立ち位置のキャラが変わったりもしますが、キリトとアスナやっぱりこの二人が好きなんですよね。なので二人を中心に展開していく劇場版は最初から最後まで非常に楽しく観ることが出来ました。

 

VRとAR

SAO(VRゲーム)の中ではキリトTUEEEEEE!!!状態なことも多いですが、現実が舞台のオーディナル・スケール(ARゲーム)では運動不足気味で地面に足を取られてズッコケたりというリアルさがツボでした。アニメみたいに(アニメですが)カッコよく動き回れたら~という望みを叶えてくれるのがVRゲームのいいところでもあるわけで。そんなキリトの現実ではカッコ悪い部分に共感してしまいました。でも最後の方はVR内と同じくらい動いていたので、やっぱりカッコイイ主人公でしたね。

VRは2016年がVR元年と呼ばれたほど盛り上がっていて、その流れはしばらく続きそう。
ARはポケモンGO初音ミクのライブが有名ですが、現実世界での認知度が上がってきたこのタイミングでの劇場版公開は先見の明があるなぁと。世の中がこうなることを予想していたのだとしたら凄い。

 

最後はお祭り騒ぎ

ユナのライブシーン辺りからラストまでの展開は若干勢いで突っ走った感がありましたけど、今までのSAOに出ていた主要キャラ総出演!と言わんばかりにいっぱい出て来るしとにかく動く動く。「オールスターだよ細けえこたぁいいんだよ!」的なノリも劇場版ならではでよし! たぶん細かい考察をするとツッコミ箇所は多くある気がする(笑)

エンドロールで流れる曲はLiSAの「Catch the Moment」。今までSAOといえばLiSAの印象は強かったんですが、今回は最後に流れただけみたいな感じでちょっと勿体無い気はしました。一方、ユナ役の神田沙也加さんが歌う劇中歌の「longing」、イントロを聴いた瞬間に「ザ・梶浦ソング」ってすぐ分かるくらい印象が強かった。

longing

longing

  • ユナ(神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250

 

TVシリーズアニメの劇場版というと「総集編+新規シーン」みたいなこともよくありますが、やはり完全新作を作ってくれたのは嬉しかったです。ラストのアレは次回作の予告という捉え方でいいのかな? 劇場版? それともTVシリーズ? アスナのお風呂シーンやおっぱい枕シーンのような、キリトとアスナのイチャラブをまた見たいぞー!